コラム
【接骨院】レセコンの選び方とは?確認すべき5つの機能と請求団体を選ぶポイントを解説!
2023.1.20
接骨院を開業しようと考えている時に問題となるものの1つとして、レセコン選びがあります。どのような基準でレセコンを選んだらいいのかわからず、適当に買ってしまうと後々後悔してしまうということが多々あります。
そこで今回は、レセコンを選ぶ際にどのような基準で選ぶと失敗しないのか、請求団体を選ぶ際のポイントについて解説していきます。
接骨院のレセコンを選ぶときに見るべき5つの機能
【セキュリティレベルは高いか】
レセコンで入力するデータは個人情報であるので、簡単に盗まれてしまったりコピーができてしまうのは問題です。
複数人で作業をする場合、ID等で使用者を明確にし閲覧レベルを設定できたり、クラウド型でセキュリティの高いサーバーにデータが保存できるようなレセコンであるのかをしっかりと確認するようにしましょう。
【施術内容を記録できるか】
レセコンはレセプトの作成ができれば十分ではありますが、レセコン内に施術内容を記録できる機能があった方が次の施術を改善していくことができます。
電子カルテの記録をすることが増えていますが、レセコンにおいても施術内容が残せて、会計業務まで情報を一元化できれば二重に管理する必要がなくなります。
【操作性は良いか】
機能が多いことを売りにしているレセコンが多くありますが、機能が多いと逆に操作が複雑になったり、画面が見にくくなったり、使い勝手が悪くなったりすることがあります。機能が多いことはいいことではありますが、自院に必要のないものはなくてもいいので、操作性も加味してレセコンを選ぶようにしましょう。
【返戻を防止する機能はあるか】
接骨院が療養費請求で問題とするのは、保険者からの返戻です。一度返戻されると、再提出には時間がかかってしまうので、レセコンに返礼を防止する機能があるかどうかは重要になってきます。
返戻の原因としては、症状と施術内容が一致していないことや、保険者情報との齟齬という書類上のミスによるものが多くあります。そのため、レセコンで保険証をスキャナーで取込むことができたり、入力ミスがあった場合エラーが出たりするなどの機能があるものを選びましょう。
【経営分析機能はあるか】
接骨院業界は現在店舗数が増加傾向にあり、競争が激化してきています。そのため、経営をしていく上で差別化をしていく必要があります。差別化をしていく上では、経営状況の把握が必要条件になってきます。
ですので、レセコンはCRM機能を搭載し、施術内容や来院記録などの状況を分析し来院を促してくれるようなものを選びましょう。
接骨院が請求団体を選ぶ際の3つのポイント
【返戻を減らすサポートがあるか】
先ほども説明したように、接骨院が療養費請求で問題とするのは返戻です。申請が通らず返戻されてしまうと、再提出まで時間がかかり、保険者からの入金が遅れて経営に支障が出てしまいます。
ですので、請求団体を選ぶ際には、返戻を減らすサポートがあるのかを確認しましょう。保険者に送る前に団体でチェックしてくれたりするサポートがあると安心です。
【アドバイスやセミナー等のサポートは充実しているか】
請求団体は会員になるだけで保険者から優遇されたり、審査が通りやすくなるということはないです。会員のメリットは、多くのサポートを受けられることです。ですので、そのサポートが充実しているかどうかは重要になってきます。
サポート内容は団体によって異なり、請求方法のアドバイスや勉強会・セミナーの開催、経営面のコンサルをしてくれる団体もあります。サポート内容を見比べ、できるだけ手厚いサポートをしてくれる団体を選びましょう。
【信頼できる団体か】
療養費請求を代行された請求団体は、レセプトを仕分けし各保険者に送付します。その後、各保険者は請求団体へお金を送金し、会員である接骨院に入金されるという流れです。そのため、接骨院にとっては自院のお金を預けることになるので、信頼できる団体かどうかは重要です。
キャッシュフローが明確か、会計の透明性があるか、請求団体が株式市場に上場しているかどうかなどをチェックしましょう。
まとめ
レセコンを選ぶ場合には、上記の5つの点に注目をしてそれを満たしているのかを確認するようにしましょう、また、請求団体に関しては、上記の3つのポイントに注目しましょう。どちらにしても、返戻が少なくなるようなものを選ぶようにしましょう。
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