コラム
整骨院を資金ゼロで開業できる?実現するための方法と成功のコツを徹底解説
2025.5.14

整骨院を開業したいと思っても、「資金がないから無理だ…」と諦めていませんか?
整骨院の開業は資金ゼロでは難しいですが、工夫と計画、そして制度の活用によって開業をすることが可能です。
本記事では、資金ゼロで整骨院を開業するための方法、制度の活用術まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。
整骨院を開業するのに資金ゼロでも本当に可能?
資金ゼロでの整骨院開業は、難しいですが、方法次第で実現は可能です。
この章では、資金ゼロ開業がなぜ難しく、どんな工夫で可能になるのかを解説します。
無借金での開業は難しいが方法はある
整骨院の開業には、物件取得費、機材費、広告費など多くの初期費用がかかります。
一般的には数百万円が必要とされるため、完全な無借金でのスタートは難しいのが現実です。
しかし、「自己資金ゼロ」でも、融資や制度を活用することで、借金リスクを抑えて開業することは可能です。
ポイントは、「現金を持っていない=開業できない」という考え方を変えることです。
小規模開業や間借りで初期費用を大幅に抑えられるから
整骨院の開業方法は一つではありません。
最近では「シェア開業」や「間借り開業」など、初期費用を抑えられる選択肢も増えています。
例えば、既存のサロンやジムの一角を借りることで、物件取得費や内装費をほぼゼロにすることが可能です。
また、家賃も格安、もしくは売上の一部をシェアする形で済むケースもあり、リスクを最小限に抑えられます。
このような工夫をすることで、資金ゼロでも開業のハードルを下げられます。
開業支援制度や融資を活用すれば自己資金ゼロでもスタート可能だから
日本政策金融公庫や自治体による創業支援制度を活用すれば、自己資金がなくても開業に必要な資金を調達することができます。
また、多くの自治体では「創業支援金」や「助成金」の制度があり、地域によっては100万円以上の支援を受けられるケースもあります。
これらを組み合わせれば、資金ゼロでも整骨院開業を目指すことは不可能ではありません。
整骨院の開業で資金ゼロから始めるための基本的な考え方
ここでは、資金ゼロで開業する上で重要な心構えや基本的な考え方を紹介します。
初期費用を徹底的に抑える意識を持つ
「まずは小さく始める」という意識が非常に重要です。
新築物件や高額な設備にこだわるのではなく、「必要最小限で始めて、あとから拡張する」考え方を持ちましょう。
開業当初は中古機材やリース、居抜き物件を活用して、コストを限界までカットすることが求められます。
このマインドセットが、無駄な出費を防ぎ、資金ゼロでの開業成功につながります。
自己資金ゼロでも信用を得られる準備をする
資金がなくても、信用があれば融資を受けられます。
そのために必要なのが「事業計画書」と「実績」や「資格」です。
特に国家資格である柔道整復師の免許があることは、開業の信頼性を高める大きな武器になります。
また、事業計画書には収支計画・市場分析・競合調査などをしっかり盛り込む必要があります。
金融機関に「この人は返済できる」と思わせる情報を提供しましょう。
利益が出るまでの生活資金も計画に入れる
開業後すぐに利益が出るわけではありません。
そのため、生活費や事業運転資金も含めた資金計画を立てる必要があります。
融資で運転資金を含める、家族の協力を得る、副業収入で生活費を確保するなど、方法は多様です。
現実的なライフプランも合わせて考えておくことが、失敗を防ぐカギになります。
整骨院を開業したいけど資金ゼロ…どんな準備が必要?
準備段階での行動が、開業の成否を左右します。
ここでは、資金ゼロでもできる準備方法を紹介します。
事業計画書をしっかり作る
事業計画書は融資を受けるための最重要資料です。
事業の目的、目標、立地の選定理由、サービス内容、価格設定、ターゲット顧客などを細かく記載します。
また、収支計画も現実的にシミュレーションしておくことで、金融機関や支援機関の信頼を得られます。
テンプレートを使えば初心者でも簡単に作成できます。
物件探しは「居抜き」や「シェア」物件を検討する
整骨院は一般的に専用の設備が必要ですが、「居抜き物件」や「間借り」物件なら初期投資が抑えられます。
居抜き物件とは、前のテナントが使っていた内装や設備が残っている物件です。
これをうまく活用すれば、内装費や機材購入費を大幅に節約できます。
また、既存店舗とのシェア開業も人気の方法です。
最低限必要な機材・備品をリストアップする
何が絶対に必要かを明確にしておくことが、無駄な出費を防ぎます。
たとえば、施術ベッド、ホットパック、消毒器、タオル、受付用品などが必要になります。
中古品やレンタルを活用することで、大きくコストダウンが可能です。
開業当初は「なくても困らないもの」を後回しにして、本当に必要なものだけを揃えましょう。
集客のためのSNSや無料ツールを準備する
広告費をかけなくても、無料で集客できる方法はたくさんあります。
InstagramやX(旧Twitter)などのSNS、Googleビジネスプロフィール、LINE公式アカウントなどを活用しましょう。
これらを開業前から運用しておけば、初日からの集客につながります。
チラシや名刺なども自作すれば、数千円で十分に準備が可能です。
資金ゼロで整骨院を開業するために活用できる融資や制度
資金ゼロでの開業を実現するためには、融資や助成制度の活用が不可欠です。
ここでは、初心者にも使いやすい公的支援を中心に紹介します。
自治体の創業支援制度を活用する
各自治体でも創業支援制度を用意しており、補助金や助成金の対象になるケースがあります。
地域によって制度内容が異なるため、開業予定地の自治体ホームページを必ずチェックしましょう。
事前に相談すれば、制度の使い方や申請書の書き方もアドバイスしてもらえます。
商工会議所の「創業塾」などで無料相談を受ける
全国の商工会議所では、創業を目指す人向けの「創業塾」やセミナーを開催しています。
ここでは、ビジネスの基礎知識から融資申請の方法、集客のコツまで学ぶことができます。
また、個別相談に対応してくれる窓口もあり、実際の申請に向けての準備を一緒にしてくれます。
知識や人脈が増えるだけでなく、紹介制度を使えば融資の信用度も高まります。
信用保証協会の保証付融資を検討する
民間銀行から融資を受ける場合、信用保証協会の保証があれば融資が受けやすくなります。
信用保証協会は、借入に対して保証人となる公的機関です。
創業時にこの制度を使うことで、銀行側のリスクが減り、融資審査が通りやすくなる仕組みです。
地域の金融機関と連携しているので、商工会議所などで相談しながら進めるとスムーズです。
整骨院の開業を資金ゼロで始めるためのアイデアや工夫
お金がないからといって諦めるのではなく、アイデアと工夫で資金不足をカバーすることができます。
自宅の一部を利用して開業する
自宅の一室を整骨院として利用すれば、物件取得費や賃貸料が不要になります。
住居兼事業所の届け出を行い、必要な設備だけを揃えれば、開業のハードルは一気に下がります。
住宅街にある整骨院は地域密着型で親しみやすく、固定客もつきやすい特徴があります。
ただし、騒音やプライバシーの配慮が必要なため、事前に家族や近隣と相談しておきましょう。
整骨院併設のジムやサロンと間借り契約する
ジムや美容サロンの空きスペースを借りて営業するスタイルも人気です。
この方法なら、電気や水道といった設備を新設する必要がなく、設備投資を大幅にカットできます。
集客面でも、既存店舗の利用者にアプローチできるので一石二鳥です。
実際にこのスタイルでスタートし、のちに自分の店舗を構えた成功事例も多数あります。
クラウドファンディングで資金を募る
近年はクラウドファンディングを利用して、開業資金を集める事例も増えています。
施術体験チケットや会員権などのリターンを用意し、支援者を募ります。
開業前から「応援される院」としてファンを作れる点も大きなメリットです。
CampfireやMakuakeなどのプラットフォームを活用して、魅力的なページを作りましょう。
中古品やリースを活用して設備費を抑える
新品にこだわらず、中古品やリースを利用することで、開業費用は大きく変わります。
施術ベッドやタオルウォーマー、受付家具などは中古市場で多く出回っています。
リース契約なら、初期費用ゼロで機材を導入できる上、メンテナンスサービスもついています。
初期段階では「壊れたら買い換える」くらいの柔軟なスタンスが大切です。
まとめ:整骨院 開業 資金ゼロでも可能にするための方法と心構え
資金ゼロで整骨院を開業するには、制度や方法を徹底的に調べ、賢く行動することが必要です。
低リスクな方法を選びつつ実行力を高める
最初から理想を求めず、小さく始めてコツコツ育てることが成功の秘訣です。
居抜きやシェアなど、低コスト開業の選択肢をフル活用しましょう。
使える制度は徹底的に調べて活用する
公的融資、助成金、支援制度は調べれば調べるほど可能性が広がります。
知らなかったではもったいない!使える制度はすべてチェックして最大限活用しましょう。
開業後の収益化プランを事前に描くことが重要
「開業すること」がゴールではなく、「継続して収益を上げること」が本当の目的です。
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