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接骨院の面倒な経理業務を代行サービスに外注し、本業に集中しよう

整骨院(接骨院)は健康保険が適用になる施術以外に、健康保険が適用にならない施術も行っています。そのため経理業務が他の業態よりも複雑になり、柔道整復師としての業務以外に費やす時間も多いものです。

そこで今回のコラムでは、整骨院の収入の種類や経理の仕組み、さらに経理業務を効率化するジャパン柔道整復師会が提供するサービスについて紹介していきます。

 

1.整骨院の収入は大きく分けて2つ、細かく分けると5つある

整骨院を営むことで得られる代表的な収入は患者さんが支払う施術(手技治療)への対価です。ただし、例えば施術料として1,000円の売り上げが出せても、会計上そのまま施術料金とすることはできません。それは下記のように複数の種類があるからです。

大きく分けると「❶窓口収入」「❷保険収入」の2種類になりますが、さらに細かく分けると次の5つに分類されます。

①保険窓口収入…窓口で患者さんからいただく施術料の自己負担金

②自費窓口収入…窓口で患者さんからいただく実費分の施術料

③保険請求収入…患者さんが加入している組合などから振り込まれる保険料

④自賠責保険収入…患者さんが契約している損害保険会社から振り込まれる自賠責保険料

⑤雑収入…店頭で販売するアイテムなどの売上

①の保険窓口収入と②の自費窓口収入は「❶窓口収入」にあたり、③の保険請求収入と④の自賠責保険収入は「❷保険収入」、さらにそれ以外が⑤の雑収入となります。

このように整骨院での施術料が複雑なのは、健康保険や自賠責保険などが適用になる場合と、適用にならない場合があるためです。病院で健康保険を用いて診療を受けた場合、窓口では自己負担金を支払いますが、整骨院でも同様の仕組みになっているのです。

 

2.整骨院の収入は複雑な上、忙しくても経理業務は必ず行わなければならない

前項では、整骨院の収入は5つに分類されることを紹介しました。

さらに整骨院の経理を複雑にしているのが入金日の違いです。柔道整復師が行う手技治療に健康保険が適用になる場合、例えば施術料金を1000円とすると、自己負担が3割であれば300円を患者さんからいただき、患者さんが加入する健康保険の組合から保険料として700円をいただくことになります。

しかもこの社会保険料収入は施術日の翌月に国や組合に請求して、その後に振り込まれるため一つの施術に対して入金日が2つあることになるのです。そのため会計上は分けて記帳する必要があるのですが、税法上の売り上げ計上は入金日ではなく、治療を行った日になります。こうした仕組みになっているため、慣れるまでに混乱してしまうのです。

もちろん病院も同様の仕組みになっていますが、病院では会計や経理の専門スタッフがいます。また診療報酬制度などを含めた医療事務に関する資格保有者が、診療報酬請求事務業務などを行っているところがほとんどです。

それに対して整骨院は個人経営あるいは個人事業主で行っていることが多く、経理業務も柔道整復師が行っていることがほとんどです。しかも毎年3月中旬を目処に確定申告を行う必要があります。日々の経理に加えて、確定申告に関する業務が増えるため、さらに業務が頻雑になってしまうのです。

特に整骨院は柔道整復師の国家資格保有者が施術する必要があり、アルバイトなどが代行することはできません。また朝から夜遅くまで営業していることもあり、確定申告前の整骨院経営者はいつもよりも大変なのです。

 

3.記帳代行サービスを活用することによって、日々の業務を軽減し本業に専念

このように毎日の会計業務による激務で、柔道整復師としての本業が疎かにならないためにジャパン柔道整復師会では記帳代行サービスを提供しています。記帳を代行するだけではなく、面倒な領収書の整理をはじめ、会計ソフトへの入力、ファイリングなどの経理業務(記帳)をすべて代行しています。

経営者として行うことは、月初のレセプト発送時に必要書類を同封して送るだけです。記帳のほか、オリジナルの「経営分析シート」を同封して月末に返信させていただきます。

記帳をはじめとする経理業務は経営者が行っても、柔道整復師が行っても、アルバイトが行っても数字としての結果は同じになるはずです。しかし柔道整復師の手技治療は、その人にしかできないことがあります。そう考えるとアウトソーシングできるものを外注する方が効率的と言えるのではないでしょうか。

当会のような柔道整復師会で記帳代行を行っているところはそれほど多くありませんので、気になる方はぜひ検討してください。費用は記帳の規模にもよりますが、通常は顧問税理士などに依頼するよりは割安となっています。

また毎月のレセプト作成およびレセプト請求などを代行するサービスも行っています。徹底したチェックを行い、99.7%という高い保険者入金率を維持しています。こちらのサービスも併用すると、さらに本業に集中できる経営環境となるはずです。

 

4.まとめ

柔道整復師の仕事は患者さんの痛みを取るための手技治療の提供です。しかし整骨院を運営していくためには、経理や確定申告業務も適切に行っていく必要があります。

そこでジャパン柔道整復師会では、日々の整骨院運営をサポートするためのサービスを複数提供しています。その一つが、記帳代行サービスです。

「面倒な業務を外注したい」「本業に集中したい」といった悩みを抱えている方は、ぜひ一度お問い合わせください。

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