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後療料の算定とは?算定料金・条件・注意点などを解説!

柔道整復師として働くうえで必ず効くことになる言葉に後療料と言う言葉があります。この記事では、後療料の意味やその算定方法、条件・注意点などについて解説していきます。

 

後療料とは

後療料とは、後療という治療に掛かるコストのことを指します。後療とは、傷ついた組織を正常に回復させる治療のことです。療法は、電気や熱などを利用する物理療法、専用器具で組織を動かす運動療法、整復師の手でマッサージする手技療法の3つの手段があります。

 

後療料の算定料金

後療料の算定料金は、以下の通りになります。

捻挫または打撲:505円

脱臼:680円

不全骨折:680円

骨折:810円

 

後療料の算定条件とは

初回は算定できない

後療料は初回では算定不可能です。後療は初回以降に実施されるため、基本的に2回目から算定されます。

 

転医などの場合は初回も算定する

来院状況によっては、初回から後療料を算定するケースがあります。その来院状況とは、来院する以前に既に別の医療機関、あるいは柔道整復師による施術を受けたときです。この場合、最初に必要な処置をしなくてもよくなるため、その段階から後療料が算定されます。

 

3部位目以降は算定料金が逓減する

後療料は部位数によって逓減される制度が設けられており、3部位目の算定は全体の60%のみ、4部位目以降は3部位目の料金に含むとされています。

例えば、4部位を脱臼し、後療をすることになった場合、

1部位目:680円

2部位目:680円

3部位目:680×0.6=408円

4部位目:3部位目の料金に含む

となります。

後療料の算定における注意点

後療料を算定できない場合がある

後療は施術箇所に直接、もしくは間接的に効果が見受けられ、なおかつそれが明確に説明できるときにのみ算定できます。つまり、手技療法や物理療法を行っても、その意図を説明できなかったり、効果のない療法だった場合は後療料として算定できません。

 

医師の同意が必要なケースがある

骨折や不全骨折、脱臼に後療を行う場合は、医師の同意が必要になります。

同意を得る方法は、患者様が得ても、柔道整復師が得ても問題はありませんが、同意を得る医師は患者様を診察したうえで同意する必要があります。同意を得る医師は整形外科や外科の医師でなくても問題ありませんが、当該箇所の施術を行った医師から同意を得る方がより円滑に医療費請求に進めます。

同意を得た後は、必ず施術録に同意を得た旨を記述し、柔道整復施術療養費支給申請書(レセプト)の摘要欄に付け加えましょう。

 

まとめ

以上が、後療料の算定の解説になります。後療料は一度施術を行った後に行われる施術から算定する必要があるため、算定方法が少し特殊な傾向があります。場合によっては以前に施術を行った医師に同意を得る必要があるため、規則をしっかり確認し、後療料を算定しましょう。

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