コラム

整骨院・接骨院開業のテナントの4つの選び方とは?メリット・デメリットも解説!

整骨院を開業する際、テナント選びは成功の鍵を握る重要なステップです。

立地条件や施設の状態など、選ぶポイントを見極めることで、多くの顧客を引き寄せ、事業の発展に繋がります。

しかし、一方で注意すべきデメリットや見落としがちなリスクも存在します。

本記事では、整骨院の開業に適したテナントの選び方、そのメリットとデメリットについて詳しく解説し、失敗しないためのポイントを紹介します。

これから整骨院の開業を目指す方は、ぜひ参考にしてください。

整骨院を開業するためのテナントの4つの選び方

構造上の必要要件を満たしているか

整骨院を開業するためには、厚生労働省令で定める基準に合致している必要があります。

具体的には、以下の基準に合致している必要があります。

 

・6.6平方メートル以上の施術室

 

・3.3平方メートル以上の待合室

 

・施術室の面積の7分の1以上を外気に開放できる、またはこれに代わる換気装置がある

 

・施術に使う器具、手指等の消毒設備を有する

 

また、はりを業とする場合は、オートクレーブ・乾熱滅菌器等の設置をする、使い捨てのはりは使用済みのはりの保管及び廃棄を安全な方法で行う、施術室と待合室の区画は固定壁で仕切る、といった点も基準になります。

 

立地が良いか

整骨院を開業する際にテナントを選ぶポイントとして、立地が良いかという点は非常に重要です。

立地が良い場所にあると、通行量が多く、今後の新規患者に認知されやすくなります。

また、公共交通機関のアクセスが良い場所や駐車場が完備されている場所は、患者の利便性を高め、リピーターを増やす効果があります。

さらに、競合の少ない地域を選ぶことで、安定した集客が期待できるでしょう。

立地条件を十分に考慮し、患者にとって通いやすい場所を選ぶことが成功の鍵となります。

1階のテナントであるか

整骨院を開業する際、1階のテナントを選ぶことは非常に重要です。

1階のテナントは、通りからよく見え、患者が気軽に立ち寄りやすいというメリットがあります。

特に高齢者や足腰に不安がある患者にとって、階段やエレベーターを使わずに直接アクセスできることは大きな魅力です。

また、通行人が看板や店頭を見て興味を持ちやすく、新規患者の獲得にも繋がります。

これらの理由から、1階のテナントは整骨院の成功に欠かせない要素となります。

臭いは大丈夫か

整骨院を開業するためにテナントを選ぶ際、臭いの問題は非常に重要です。

患者がリラックスできる環境を提供するためには、清潔で快適な空気が欠かせません。

近隣に飲食店や工場がある場合、臭いが院内に入り込む可能性があります。

定期的な換気や空気清浄機の設置も検討すべきですが、そもそも臭いの発生源が少ない場所を選ぶことが理想です。

開業前に現地を複数回訪れ、時間帯や天候による臭いの変化も確認することをお勧めします。

整骨院を開業するためのテナントを選ぶ前にすること2選

コンセプトを決める

整骨院を開業する前に、まずコンセプトを決めることが重要です。

コンセプトは、整骨院の運営方針や特色を明確にする基盤となります。

例えば、スポーツ障害に特化するのか、高齢者向けのリハビリに重点を置くのか、リラクゼーションを重視するのかを決定します。

明確なコンセプトがあれば、ターゲット層に効果的にアピールでき、適切な立地や内装選びにも役立ちます。

また、スタッフの採用やサービス内容にも一貫性が生まれ、院の成功に繋がります。

商圏調査を行う

整骨院を開業するためには、まず商圏調査を行うことが重要です。

商圏調査では、周辺の人口動態や競合状況、顧客のニーズを把握し、最適な立地を見極めます。

そうすることで、今後の新規患者や市場の隙間を見つけることができ、戦略を立てやすくなります。

また、交通の利便性や近隣の施設も考慮し、患者が通いやすい環境を整えることが大切です。

徹底した商圏調査を行い、開業後の安定した経営を目指しましょう。

整骨院を開業するためにテナントを選ぶメリット・デメリット

整骨院を開業するためにテナントを選ぶメリット

整骨院を開業するためにテナントを選ぶメリットは、まず立地の自由度が高く、患者のアクセスしやすい場所を選べる点です。

また、営業許可を必要とせず、看板を出しやすいため、開業するにあたっての手間を省き、新規患者の獲得をしやすい点もあります。

さらに、テナントは初期費用が比較的低く、開業時の経済的な負担を軽減できる上、テナント契約により、柔軟な経営戦略を立てやすく、必要に応じて拡張や移転も行いやすいのが特徴です。

 

整骨院を開業するためにテナントを選ぶデメリット

整骨院を開業するためにテナントを選ぶデメリットとして、まず家賃の高さと高額な前金が挙げられます。

特に都心部や人気のあるエリアでは、家賃が非常に高額になるため、経費が増大します。

また、保証金で6-12ヶ月、内装、退去費用も同額程度、必要になってきます。

さらに、他の店舗や施設と共用するため、自分の希望通りの内装やレイアウトが実現しにくい場合もあり、整骨院の独自性を出しづらい点もデメリットと言えます。

整骨院を開業するためのテナント探しの注意点

整骨院を開業するためのテナント探しにはいくつかの注意点があります。

まず、立地条件が非常に重要です。患者がアクセスしやすい場所にあることが成功の鍵です。

交通の便が良く、駐車場がある場所を選びましょう。

また、周辺の競合状況も確認が必要です。

同じエリアに多くの整骨院が存在すると、競争が激化する可能性があります。

さらに、テナントの広さや設備も重要です。

施術スペースや待合室、スタッフルームなど、必要なスペースを確保できるかを確認しましょう。

最後に、家賃や契約条件についても慎重に検討することが必要です。

初期費用や月々のコストを計算し、予算内で無理なく運営できるかを確認することが大切です。

整骨院の開業は、ジャパン柔道整復師会にお任せください!

今回この記事を読んで、整骨院を開業するためのテナントの選び方、メリット・デメリット、開業にあたっての注意点を理解すると同時に、整骨院の開業を本格的に検討し始めた方もいらっしゃるかと思います。

 

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